ルアーフィッシングとは金属やプラスチック等で出来た疑似餌を使って魚を釣る方法です。
餌釣りとは違う、「どうやって魚を誘い出して、ルアーを食わせるか」を常に考えながらの釣りとなります。
ルアーフィッシングは事前に餌を準備する手間もないので、思い立ったら釣り場に直行出来る手軽さも魅力ですね。
ルアーを使う際の基本
大きく分けると3つのレンジ(層)を狙っていきます。
①表層→②中層→③低層の順番に攻める事が基本となります。
これは、サーフ(砂浜)/堤防/湖でも同じですね。
理由としては、表層で捕食活動している魚から狙って行く事で、底に居る魚に余計な警戒心を持たれる事を避けるためです。
水深があまり無いサーフ(砂浜)でも表層から攻めるようにしましょう。
底付近をいきなり攻めてしまうと、魚が警戒心を持ってしまい口を使わなくなる危険性があります。
ルアーの選び方
ルアーを買いに行っても本当に種類が多すぎて、何を選んで良いのかわからなくなると思います。
最初は、カラーやメーカーに拘らずに、とりあえず価格の安い物で大丈夫です。
色も小難しく考えず、好きな色を選んでください。
初心者の方は、まず3個(3タイプ)のルアーを選んでおけば大丈夫です。
①表層狙→フローティングミノー・ポッパーなど
フローティング ミノー ウェイトボール 搭載 重心移動 6色 セット 18g 13.5cm シーバス ヒラメ タチウオ 青物 イナダ ワラサ ブラックバス 価格:1,180円 |
②中層 →シンキングペンシル・バイブレーションなど
価格:1,970円 |
③低層 →メタルジグ・メタルバイブ・シンキングミノーなど
価格:1,400円 |
とりあえず上記のようなルアーを3個持っておくと釣れる確率が上がります。
魚を狙うポイント
釣りやすいポイントとして意識したいのは次の通りです。
①流れ込みがある(河川の河口部など)
河口などの汽水域や湖に流れ込む河口はプランクトンなどが多く生息しているので、それを求めて小魚が回遊してきます。
それを追ってくるフィッシュイーターを狙いやすい環境となっています。
②水量が多い(水深が深い)
水量が多いと、単純に居ついている魚の量も多い可能性があります。
海の場合、干潮の時に極端に浅くなるような場所には、あまり魚は居つかないので、魚影も薄いです。
③明暗の差がハッキリとある
これが本当に大事だと感じています。
日中は日陰と日向の境目辺りを、夜は街灯や月明かりの光と影の境目を意識してルアーを通すようにして下さい。
魚は外敵から身を隠すのに日陰を利用したりしますので、日中は太陽の位置に合わせてポイントを選ぶと良いです。
釣り糸(道糸)は何を使う?
ルアーフィッシングを始めると言うと、大体の釣り具店ではPEラインを勧められると思います。
が、、、そんな高額なラインは必要ありません。PEを推してくるのは糸屋さんの戦略です。
3号~4号のナイロンラインで十分です。
ライントラブルが少ないのと価格が安いというメリットが非常に大きいので、釣りに慣れてくるまでは、PEラインは不要だと思います。
ナイロンライン GRADE 3号 0.285mm 600m巻 超強力道糸 釣り具 フィッシング 価格:1,387円 |
このラインを使用していますが、今まで困った事はありません。
60㎝程のブラックバスや70㎝近いシーバスでも、3号ラインで相手にできますので安心して下さい。
また、ナイロンラインの大きなメリットとして【糸が弛んでてもアタリを伝えてくれる】という特徴があります。
糸の構造がモノフィラメント(太い繊維が丸々一本の糸になっている)なので、振動がそのまま糸を伝ってくるんです。
PEラインは複数の繊維を束ねたマルチフィラメントなので、少しでも弛むと感度が悪くなりアタリを取れなくなります。
PEラインを使用する時は、常に糸を張っておく必要があります。
注意点
ルアーフィッシングは気軽に出来る釣りですが、気を付ける事がいくつかあります。
・ルアーを投げる前に周囲を確認する
投げる時に近くに人が居たら、、、、、想像するだけでも恐ろしいですね。
フック(針)が刺さると返しが付いているために、自分で抜く事は不可能に近いです。
目に刺さると失明の恐れもありますので、投げる前には必ず後ろを確認してください。
・道糸の傷み具合を意識しておく
特にルアーやスナップの結束部分とその周辺の糸の状態を意識しておいて下さい。
もし、ルアーを投げた瞬間に糸が切れると思ってもいない方向にルアーが飛んでいく事になります。
飛んで行った先に人が居たり車があったりすると大惨事になりかねません。
釣行ごとに、竿一本分ほどの糸は切って捨てておけば安心です。
・船に注意
ルアーを海に向かって全力で投げるのは気持ちが良いものです。
でも、投げる先に何もない事をよく確認してくださいね。
船やサーフィンをやっている人などなど、意外と海上は交通量が多いものです。
また、大遠投したまま放置する行為も気を付けましょう。
ルアーで放置する事は少ないかもしれませんが、ジグサビキなどを大遠投して置いておく場合は、船が通ったらすぐに回収できるように竿の近くで待機しておくと安心です。
マナーを守って楽しい釣りをやりましょう(^^♪
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